ラブドールのウィッグと植毛とは?

ラブドールを購入するときに、メーカーによって違いますが、髪の毛の選択でウィッグか植毛を選ぶ必要があります。
その時、ウィッグか植毛のどちらを選べいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
女性は髪が命と言われるほど、髪の毛は女性の美しさを表現するのに、非常に大切な部分です。
ウィッグや植毛はそれぞれ特徴があり、どちらを選ぶことかによって今後のラブドールとの生活が変わってきます、
大雑把な言い方をすると、ウィッグはカツラと同じで頭部に被せるもので、植毛は頭部に1本1本の髪の毛が埋め込まれていることをいいます。
ウィッグか植毛のどちらを選ぶにしても、人によってメリットやデメリットが発生します。
ウィッグか植毛の特徴を知ることで、ご自身にあった選択ができるでしょう。
ここからはウィッグや植毛について詳しく解説していきます。
この情報を知ることで、失敗や後悔をする確率が非常に下がるでしょう。
すでにウィッグか植毛のどちらかの購入が決まっておられる方は、別の記事で安心してラブドールを購入できる通販ネットショップサイトをご紹介しておりますので、合わせてご覧下さい。
▶️ラブドールおすすめ通販ネットショップサイトを紹介!安心して購入できる販売代理店を厳選!
ウィッグと植毛のメリット・デメリットに合わせた選び方

ラブドールのウィッグや植毛には特徴やメリット・デメリットがあり、ご自身にあった選び方が必要になります。
ご自身の性格や使用用途によってどちらを選べば良いかなど変わってきます。
ここからはご自身に合ったウィッグや植毛を選んで頂けるように特徴や使用用途などを合わせて解説していきます。
まずはウィッグや植毛の特徴についてご紹介します。
ウィッグと植毛の特徴を簡単にまとめたものになりますが、見た目が同じように見えても上記のような違いがあります。
この特徴と使用用途を合わせて選ぶとラブドールとの生活に不満を減らすことができます。
ここからはさらにウィッグや植毛のメリット・デメリットを合わせて、よりどちらか自分に合っているかを選びやすいように項目に分けて解説していきます。
ウィッグのメリット・デメリット

ウイッグは頭に被せるタイプの髪の毛で、本物の女性でもよく使われています。
ウィッグの最大のメリットは安い金額でたくさんの種類の髪型を気軽に取替ができることです。
髪型を変えるだけで、ラブドールの雰囲気はガラリと変わるので、ずっと同じラブドールで飽きてしまう方にウィッグはおすすめです。
飽き性の方は多くのウィッグを用意すると良いでしょう。
ウィッグのおすすめの選び方は、今のラブドールの髪型がロングヘアーであればミディアムやショート、今のカラーが黒であれば、茶髪か金髪など、極端に逆を選ぶと良いでしょう。
どうしても自分の好みばかりのウィッグを選びがちになてしまうので、変化を楽しみたい方は極端を意識することをおすすめします。
視覚的変化を楽しみたい方以外でも、ウィッグは傷みやすいものやバサバサになってしまうことが多く、現在ついているウィッグとは別に、もう一つ予備として持っていても良いでしょう。
こう言った手軽に雰囲気を変えらることや、予備を用意できることがウィッグのメリットと言えるでしょう。
他にはウィッグを外してお手入れやメンテナンスができるので、非常に楽です。
ラブドールの洗浄でウィッグを外したり、汚れたウィッグのみを洗えたりと、日常の手間や負担が植毛と比べると大幅に軽減することができます。
デメリットは見た目の違和感やウィッグがズレやすいことです。
直接髪が埋め込まれている植毛に比べ、被せるだけのウィッグにはどうしても見た目に違和感が出てしまいます。
前髪があるタイプはさほど違和感は少ないですが、分け目がある髪型や生え際が見える髪型は作りものっぽく見えます。
他にも夜の触れ合い中など、振動や衝撃があるとウィッグがズレることがあります。
人にも寄りますが、ウィッグがズレることで、気持ちが萎えてしまう方もおられるでしょう。
ウィッグは様々な方法で頭部に設置するタイプがありますが、どの設置方法でも大なり小なりズレたり、捲れたりすると思った方が良いでしょう。
植毛のメリット・デメリット

ラブドールの植毛は本物の人間と一緒で、一本一本の髪の毛を皮膚に埋め込んでいくため、非常にリアルです。
どの角度や髪の毛を束ねたりしても違和感はありません。
この違和感の無さやリアルさが植毛の最大のメリットです。
他にはウィッグでご説明したデメリットのウィッグがズレてしまう問題ですが、植毛であれば、ズレ問題は解消されます。
皮膚に直接髪が埋め込まれているため、どんな衝撃や振動、強風でも外れたり、ズレたりなどすることはありません。
そのことから、夜の触れ合いなど、髪の毛のズレを気にせず楽しめるでしょう。
この植毛のメリットは激しめな夜の触れ合いをされる方や、リアルさを求めた鑑賞用や撮影をされる方におすすめできます。
夜の触れ合いを思いっきり楽しみたい方は別の記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
▶️ラブドールとのセックスってどうなの?おすすめのセックスや注意点など徹底解説!【ラブドール初心者】
逆に植毛のデメリットは金額が高いことです。
被せるだけのウィッグと違い、植毛はラブドールの職人さんが髪の毛を埋め込んでいくため、その分金額が高くなります。
メーカーによって金額が違いますが、数万円は見ておいた方が良いでしょう。
他のデメリットは一度決めてしまった髪型以外には変えれ無いことです。
ウィッグは頭に被せるだけの為、気軽に好きなウィッグを気分で変えて楽しむことができますが、植毛はできません。
一つの髪型だけでいいと言う方は問題ありませんが、変化を楽しみたい方は植毛ではなくウィッグをおすすめします。
植毛タイプを選んだが、どうしても変化を楽しみたい方は、植毛タイプの髪の毛を頭に被るアンダーネット(ヘアーネット)で包み、その上からウィッグを被せることもできます。
非常にズレやすいですが、十分にラブドールの変化を楽しめるでしょう。
尚、植毛ができるがシリコン製のみでTPE製はできません。
シリコン製やTPE製について詳しく知りたい方は別の記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。
▶️ラブドールのシリコン製とTPE製の比較・違いとは?後悔しないおすすめの選び方を解説!【ラブドール入門】
ウィッグと植毛の手入れやメンテナンス

ラブドールはウィッグや植毛に関わらず、お手入れやメンテナンスが必要になります。
このお手入れやメンテナンスを怠ると、綺麗な髪の毛が絡まったり、バサバサになったりと非常に見た目が非常に悪くなってきます。
なので、ラブドールのボディと一緒で髪の毛のケアもしっかり行わなければいけません。
ラブドールの手入れやメンテナンスについて詳しく知りたい方は別の記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
▶️ラブドールの手入れ方法、メンテナンスやおすすめ掃除グッズをご紹介!【まとめ】
短い髪の毛が多い男性の方は、長い髪の毛の手入れやメンテナンスに戸惑う方も多いのでは無いでしょうか。
しかし、髪の手入れやメンテナンスは何個かポイントを抑えるだけで、特に難しいことはありません。
是非、以下のポイントを抑えて、綺麗な髪の毛を維持してください。
日常のウィッグや植毛の手入れ
本物の人間と違い、頭皮の皮脂汚れなどが無いため、ラブドールのウィッグや植毛は、頻繁に洗う必要はありません。
ただ、ラブドールの使い方や静電気によって、髪の毛の乱れは頻繁にあります。
この髪の毛の乱れを直すため、クシなどで綺麗に整える必要があります。
しかし、ラブドールのウィッグや植毛は本物の髪の毛と違い、絡みやすい素材が多く、本物の髪の毛より、より優しく取り扱う必要があります。
強い力で扱ってしまうと、かみが抜けてしまったり、絡まりが解けなくなってしまうので注意が必要です。
以下のポイントを抑えてお手入れを行いましょう。
・最初は指で大雑把に髪をとかす
・目が荒いクシやヘアブラシを使用する
ラブドールの購入時は、上記のポイントを抑えるだけで綺麗な状態を保てますが、時間と共に髪の毛が乱れやすくなったりします。
そう言った場合はドラッグストアなどで売っている、洗い流さないリンスやトリートメントを少量ずつ付けてメンテナンスを行えば、髪の乱れやパサつきを抑えることができるでしょう。
ウィッグや植毛の洗髪
あまり汚れることがないラブドールのウィッグや植毛でも、日常の生活臭やタバコなどの匂いが付いてしまうことがあります。
そのような匂いが気になったり、ホコリや汚れがあった場合に洗髪が必要です。
ウィッグや植毛は本物のタンパク質の髪の毛ではなく、化学繊維で作られています。
使用するシャンプーやトリートメントは、ラブドール専用などではなく、普段使われているもので大丈夫ですが、洗い方に気をつけるポイントがありますので、注意しましょう。
・大量にシャンプーやトリートメントは使わない
・ゴシゴシ洗わない
・30度前後のぬるま湯を使う
基本的に洗髪と言っても、人間のように髪の毛のワックスや頭皮の皮脂汚れを落とすものではなく、表面についた汚れや匂いを落とす程度なので、念入りに洗う必要はありません。
良かれと思い過剰な洗髪を行うと、余計に絡みやすくなったり、パサつきが増えたりするので注意が必要です。
ウィッグや植毛の洗髪は以下のように行うのがおすすめです。
ラブドールの洗髪の流れ
1、目が荒いクシやブラシで髪の毛の絡みをとかす
初めにしっかりと髪の毛の絡みをなくしておかないと、洗髪時に余計に髪の毛が絡んでしまうので、乾いた状態でしっかりと髪の毛を整えておきます。
2、バケツや湯船に水や30度前後のぬるま湯にウィッグや植毛を浸す
整えた髪の毛を形を崩さないようにそのまま水やぬるま湯に優しく浸し、指で馴染ませていきます。
この時に水温が高いと、化学繊維で作られた髪の毛はすぐに痛んでしまいますので、注意が必要です。
3、シャンプーで優しく洗髪する
通常のシャンプーのようにワシャワシャと泡だてて洗うのではなく、手につけたシャンプーを髪の流れに沿って優しくシャンプーを乗せていくイメージで洗います。
化学繊維の髪の毛は泡立ちが悪いですが、泡立ちが悪いのが通常ですので、適量以上のシャンプーを使わないように注意が必要です。
植毛の場合は頭皮は洗う必要が無いため、髪の毛のみを洗うようにしてください。
4、コンディショナーも同じで優しく馴染ませる
シャンプーを軽くシャワーで洗い流し、コンディショナーもシャンプーと同じで馴染ませていきます。
5、タオルとドライヤーで乾燥
シャワーで洗い流した後に、乾いたタオルで形を崩さないように挟み込み水分を吸収させます。
その時もバサバサと拭くのではなく、ポンポンと優しく水分をとっていきます。
ドライヤーは送風のみで、温風は絶対に使わないようにしてください。
上記で解説しましたが、ラブドールのウィッグや植毛は熱に弱いため、熱には注意が必要です。
6、自然乾燥
ドライヤーで、ある程度乾燥させた後に残りは自然乾燥で乾燥させます。
髪型を崩さないウィッグスタンドなどがあれば便利です。
完全乾燥後に最初の工程と一緒で、目の荒いクシやブラシで髪を整えて終了です。
ラブドールのウィッグと植毛の注意点

上記で解説しましたが、ラブドールのウィッグや植毛は化学繊維で作られており、その化学繊維は染料によって色染めされています。
商品によって変わりますが、その髪の毛がラブドールの素材(シリコンやTPE)に触れることで、その染料がラブドールに色移りすることがあります。
特にラブドールの肌に触れるところが多いロングヘアーなどは特に注意が必要です。
これは洋服からの着色と一緒で、ラブドールで使われる素材のシリコンやTPEから出てくるオイルブリードによって染料を溶かし着色します。
着色についての解説や対処方法について詳しく解説しておりますので、合わせてご覧下さい。
▶️ラブドールに洋服を着せる時の注意点を解説!おすすめの使い方や対処法をご紹介!【ラブドール初心者】
ウィッグや植毛からの着色を防ぐには、髪の毛と肌が接触する時間を短くすることです。
理想をお伝えすると、ウィッグの場合はラブドールを使うときだけウィッグを被せる、植毛の場合は肌に触れないように、髪の毛を優しく束ねておくなどしておけば着色のリスクを下げることができるでしょう。
特に気をつけなければいけないものはトルソー型のラブドールです。
上半身のみのトルソー ラブドールは立つことができないため、常に寝かせた状態になってしまうため、ロングヘアーの場合は髪の毛と背中が常に接触した状態になります。
その状態が長時間続くと着色に繋がるため、注意が必要です。
別の記事でトルソー ラブドールについて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
▶️トルソーラブドールのおすすめを紹介!トルソー型の使い方やメリット・デメリットを徹底網羅!
ラブドールのウィッグと植毛の選び方!おすすめケア方法や手入れ、メリットやデメリットを解説!

今回はラブドールのウィッグと植毛について解説させて頂きました。
ウィッグと植毛は様々なメリット、デメリットがあり、この特徴を知り、ご自身に合ったものを選ぶ必要があります。
髪の毛のケアや手入れも、男性には不慣れなこともあるとは思いますが、是非この記事を参考して、艶々な髪の毛を維持していただければ幸いです。
しっかりとした手入れを行うとウィッグ・植毛と共に寿命が伸びるのでとても経済的です。
ラブドールメーカーによって仕様や内容が異なることもあり、ご自身の好みでお選び下さい。
別の記事でラブドールメーカーについて詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。
▶️ラブドールメーカーを比較!おすすめの国内製や海外製ブランドを合わせて徹底紹介!【まとめ】