ラブドールの自立加工ってなに?自立加工のメリット、デメリットを完全網羅!

ラブドールの自立型の画像

ラブドールの自立加工ってなに?自立加工のメリット、デメリットを完全網羅!

ラブドールの自立型(自立式)は足の裏にボルトを埋め込む自立加工をすることで、ラブドールを立たせることができるようにすることを自立加工と言います。

ラブドールの自立型(自立式)は魅力にあふれており、メリットが多くあります。
その逆でデメリットもありますので、目的に合わせて選ぶ必要があります。

今回はラブドールの初心者の方が間違えやすい自立型(自立式)の自立加工のメリットやデメリット、自立加工について分かりやすく解説していきます。

ラブドールの購入が決まっている方は、別の記事でおすすめのラブドール通販ネットショップをご紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
▶️ラブドールおすすめ通販ネットショップサイトを紹介!安心して購入できるメーカー販売代理店を厳選!

目次

自立加工の間違えやすいところ

ラブドールの自立加工

ラブドールを購入するときに、ネットショップのオプションで自立加工という項目があり、この自立という言葉で、このオプションを付ければ、自由にラブドールを立たすことができると思われる方が多くいます。

実際ショップに購入された方からの連絡が多いそうです。

実はその考え方は半分正解で半分が不正解です。

なにもせずに自立させることを完全自立といい、この完全自立は自立加工ではできません。

ここのポイントがラブドールを初めて購入される方が間違いやすいところなので注意が必要です。

自立加工とは

ではこの自立加工とはなにを指すのかというと、ラブドールは基本的にシリコンやTPEの素材で作られており、当然足の裏も同じ素材で作られています。

このシリコンやTPEの素材については別の記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。
ラブドールのシリコン製とTPE製の比較・違いとは?後悔しないおすすめの選び方を解説!【ラブドール入門】

ラブドールは一般的な重さは20kgから30kgぐらいあり、大型になると40kgを超えるものあります。

この体重でラブドールを立たせると足の裏の素材に負担がかかり、裂けたりボロボロなります。
それと共に柔らかい素材なので、不安定ですぐにバランスを崩し、転倒します。

そこで負担がかかる足の裏にボルトや金属を入れる自立加工をします。

ボルトを床に当て、そのボルトや金具でラブドールの体重を支え、シリコンやTPEへの負担がなくなり、さらに硬い金属が床に当たることでバランスを取りやすくなります。

このように足の裏への負担軽減とバランスを取りやすくすくことを自立加工と言います。

自立加工しても支えが必要

上記のように自立加工してシリコンやTPEの負担が軽減し、バランスをよくしたとしても、自立加工はあくまでも補助的な役割で、支えなくても立たすことはできても、少しの衝撃ですぐに倒れてしまいます。

なので実際に立たせて鑑賞するときや触れ合いをするときは、壁や柱、ドールスタンドなどを使い、しっかり立たせることが必要になります。

特に重いラブドールには注意が必要です。
軽いラブドールはある程度のバランスは保つことができやすいですが、重いラブドールは自立加工してもかなり不安定です。

倒れた時の衝撃も強く、ラブドールの破損や床や壁のキズへとつながりますので、注意が必要です。
このことから大切なラブドールの転倒を防ぐために、立たせて鑑賞したい方はラブドールを安定させるため、支えとなるドールスタンドなどを使用することをおすすめします。

ドールスタンドは簡易的なものから電動式まで幅広くあります。
重量制限などもあるので、金額やご自身のラブドールにあったドールスタンドを選ばれるといいでしょう。

形も様々で下の画像のように使用用途に合わせて選ばれると良いでしょう。

ドールスタンド参考例

このほかにDIYでラブドールスタンドを安く作ることもできますので、ドールスタンドを安価で済ませたい方やDIYが好きな方はご自身で自作しても楽しいでしょう。

参考になるYouTube動画がありましたので、自己責任にてチャレンジしてみてください。

自立加工のメリット・デメリット

ラブドール自立加工のメリット・デメリット

ここでは自立加工のメリットとデメリットについて解説していきます。

サイト管理人のかずのこ太郎も実際に自立加工が有るタイプと無いタイプを目的に合わせてお迎えしております。
やはり目的に合わないタイプをお迎えすると、不便を感じるところや、様々な不満が出てくるのは事実です。

この自立加工のメリットとデメリットを理解してご自身にあったラブドールを購入してください。
ご自身にあったラブドールをお迎えするにあたり、自立加工以外にもいろいろな項目があります。

別の記事でラブドールのおすすめの選び方について詳しく解説していますので、自立加工の項目を含め合わせてご覧頂ければ、より一層自分に合ったラブドールをお迎えできるでしょう。
▶️ラブドールおすすめの選び方!【失敗した!】となる前に知っておきたい7つの事をご紹介【ラブドール初心者】

自立加工のメリット(良いところ)

・楽しみの幅が広がる
ラブドールを鑑賞用やポージングで楽しみたい方は特にメリットが大きでしょう。
自立加工をしていないと、基本的に横になった状態か、座らせて楽しむのみとなってしまいますが、ラブドールが立つことで、鑑賞の幅が広がります。

立つことでより一層、人間のようなリアリティが増し、シリコンやTPE、関節の可動域内で様々なポージングを楽しめます。
立たせ方で360度ラブドールを鑑賞でき、満足度が爆上がりするでしょう。

夜の触れ合いを楽しみたい方は、今までの横の体位に加え立ち系の体位が加わり、さらに欲求の満足度や快感が増すことでしょう。
興奮のあまり激しくなり、ラブドールを破損させないように注意が必要ですw

・洗浄や着せ替えが楽になる
ラブドールと一緒に暮らしていると、洗浄や洋服の着せ替えなどが発生します。
その作業はやはり重労働です。

自立加工がないラブドールは立たすことができないため、ラブドールを洗浄や着替えをするときに横になった状態でしなければいけません。

自立加工が有る場合は立たせた状態で洗浄や着替えをすることができ、作業負担が軽減され楽になります。

特に夜の触れ合いを多くされる方は洗浄の回数が多いので、デリケートゾーンが一体型の方は自立式を強くお勧めします。
もし、自立加工がないラブドールを選択される場合はデリケートゾーンの着脱式を選ばれると良いでしょう。
洗浄が圧倒的に楽です。
別の記事でお手入れについて詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
▶️ラブドールのお迎え(購入)の準備やお迎え後の扱い方、お手入れの基本をご紹介!【ラブドール初心者】

・移動が楽になる
ラブドールはもちろん自分で動くことができないため、移動をさせる必要があります。
部屋の掃除、洗浄時、鑑賞時、着せ替え時、その他いろいろで、頻繁にラブドールを動かす必要があります。

想像できるかと思いますが、横になった状態で持ち上げるのと、立ったまま持ち上げるのでは、負荷が全然違います。自立加工してあると立ったまま移動をさせられるので、非常に楽です。

サイト管理人のかずのこ太郎は、過去に横になったラブドールを持ち上げた時にギックリ腰をやらかしましたw

一度ラブドールをお迎えすると何年も一緒に過ごすことになるので、この移動作業は絶対に楽にしたほうが良いでしょう。

この移動や洗浄については夜の触れ合いに大切なラブドールのホール(膣)の一体型と着脱式のどちらを選ぶかにもよって変わってくるので、こちらも合わせてご覧下さい。
▶️ラブドールのホール(膣)一体型と着脱式の違い、おすすめの選び方をメリット、デメリットを含め解説!

自立加工のデメリット(悪いところ)

・オプション金額がかかる
本体の費用以外に自立加工オプション費用がかかります。
費用的には5,000円から10,000円ほどかかり、金銭的な負担が大きくなります。

個人的にはこの自立加工オプション費用以上の価値はあると思っていますが、費用を安く済ませたい方にとってはデメリットになります。

・見た目が悪い
自立加工をすると足の裏に3本ほどのボルトを埋め込むことになり、金属が見える状態になります。
「足の裏だし気にならないんじゃない?」と思われる方も多いと思います。
しかし、ラブドールは立たせるだけでなく横になることも多く、ふとした時に見えます。
リアリティーを追求されている方は特に気になるでしょう。

実はサイト管理人のかずのこ太郎も、若干神経質なところがあり、メリットは十分あることは分かっていますが、ボルトが見えると気になりますw

気になる方の対処法としては靴下を履かせるなど見えない工夫をする必要がありまね。

・素材の破損しやすい
慣れている方は問題ないのですが、初めてラブドールをお迎えされた方で扱い方が不慣れな方は、足の裏の素材のシリコンやTPEにヒビが入ったり、破損してしまうことがあります。

なぜかと言うと理由は2つあり、まず自立加工を行うときに足の裏の素材に穴を開ける必要があり、穴を開けると素材の強度が落ち、そこからヒビや破損に繋がります。

もう一つは自立加工のボルトには高さなどを調節する必要があり、調節が不十分の場合や足の裏の素材に負担がかかるような設置をした場合は、元々素材に穴を開けており強度が落ちているので、そこから破損しやすくなります。

こういった破損を防ぐには、正しい設置方法や調節方法を説明書などをしっかり読み、知ることが大切です。

・ボルトなどの錆が発生する
自立加工は基本的に金属なので、水分があると錆が発生します。
このことからシャワーでの洗浄時に金属部にカバーをかけるなどして、水が直接当たらないようにしなければいけません。
洗浄後もしっかり水分を拭き取り、しっかり乾燥をさせないと、そこから錆に繋がります。

後、自立加工した場合は基本的にお風呂に入ることはできないと思っておいたほうが良いでしょう。
ボルトの錆は当然のこと、素材に穴を開けていますので、そこから水が侵入し、ラブドール本体へのダメージに繋がります。

お風呂がメインの方は自立加工なしのラブドールを選ぶか、ボルトが見えない内臓タイプの自立加工が有るラブドールを選ぶと良いでしょう。

ラブドールとお風呂での入浴について別の記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧下さい。
▶️ラブドールとのお風呂の入浴方法や楽しみ方、注意点を解説!

・床材へギズや凹み
自立加工はボルトなど金属が露出した状態で、その金属が床に当たります。
さらにラブドールの体重が加わり、フローリング、クッションフロア、フロアタイルなどの床材に傷をつけることがあります。
特に気をつけなければいけないのが、ユニットバスのお風呂です。

ユニットバスはFRP(繊維強化プラスチック)でできていることが多く、強度は強いですが、一点に集中した衝撃でヒビや場合によっては割れることがあります。

そこから水が落ち、マンションやアパートであれば下の階への階下漏水へと繋がります。

所有物件であればいいですが、賃貸物件の床材等に傷を付けてしまった場合は、退去時に補修費用を請求される場合があります。

もし賃貸物件の床を傷つけてしまった場合は、入居時に入る保険で賄えることが多いので、一度確認してみてください。

退去時に補修費用が高額請求された場合は国土交通省が出している、賃貸のガイドラインを見てください。
床材の原価償却で負担割合が変わります。

何はともあれ、床などを傷つけないのが一番です。
対処法としてはクッション性のあるマットを床に敷くことや、ラブドールを立たせる部分のみ硬い板を置くなどで、床の傷を防ぐことができるでしょう。

自立加工の必要な方と必要ない方

ラブドール自立加工の必要性

上記で自立加工のメリットとデメリットをご紹介しました。

ここからは、このメリット、デメリットを知った上で、ラブドールとの実際の生活で自立加工が必要な方と必要ない方についてご説明させていただきます。

この自立加工の有無の選択でラブドール生活が大きく変わってきますので、簡単でもいいので知っておくことをおすすめします。

自立加工が必要な方

ラブドールの自立加工が必要な方

サイト管理人のかずのこ太郎の今まで自立加工の有無のどちらお迎えしてきた経験や、ラブドールオーナーによるコミュニティーでの意見、ラブドールショップの店員さんの意見など、相互的に判断すると、こだわりがなければなければ自立加工オプションは、ラブドールを購入される方全てに必要だと思っています。

ラブドールは様々な目的で購入されますが、自立加工をすることで上記でご紹介したように、その目的の楽しみ方にバリエーションが増えます。

その中でどの項目でもラブドールを移動させる必要性が必ず出てきます。
このラブドールの移動は上記でご説明させてもらったように非常に大変です。

この大変な作業は自立加工することで、絶対にしなければいけない、ちょっとした移動や洗浄、メンテナンスが楽になります。

自立加工無しを選ばれた方の大半は、この作業の大変さで自立加工オプションを付けなかったことを後悔される方が多いです。
私自身もそう思っています。

上記のことからラブドールとの生活で避けては通れない作業を楽に楽しくするために、デメリットを差し引いても、ラブドールと生活する方は自立加工は必要たど思っています。

自立加工が必要ない方

自立加工が必要ない方

ラブドールを購入される方全てに自立加工は必要とお伝えしましたが、その中でも必要ない方もおられます。
実際の意見として以下のものがありました。

非常に参考になりますのでご覧ください。

・小型で軽量のラブドール

幼児系のラブドールは小さくて軽いので、移動も問題なくできるし、自立加工のボルトで床を傷つけないから、プレイに集中できる

・お風呂メイン

穴なしのボルトが見えない自立加工を選んだが、数年経ったらボルト部分のシリコンが破けてきた。そのことがあってから、次にお迎えしたラブドールは、お風呂が好きなので自立加工なしを選んでいます。

・添い寝専門

何人もいる娘(ラブドール)中で、裸の添い寝専用な子には自立加工は付けてません。移動もせず、拭くだけのメンテナスなので楽です。

他にも自立加工無しを選ばれる理由のご意見はいろいろありました。
集約すると上記の項目に当てはまることが多かったので、まとめてご紹介させて頂きました。

一番大切なのは自立加工の良いとこと悪いとこを知り、どちらが自分に合っているかを理解することです。

自立加工有無でラブドールとの一番楽しめる選択をするのが一番ですね。

ラブドールの自立加工ってなに?自立加工のメリット、デメリットを完全網羅!のまとめ

ラブドールの自立加工についてのまとめ

今回はラブドールの自立加工のオプションについて解説させて頂きました。

自立加工はメリットがたくさんあり、ラブドールと生活されるほとんどの方におすすめできます。
上記でご紹介した自立加工のメリット、デメリットをしっかり知ることで、自分にあったラブドールをお迎えできるでしょう。

今回の自立加工についてを簡単にまとめます。

自立加工のポイント

・足の裏の素材の負担をなくすもの
・バランスを取りやすくする
・自立加工しても支えは必要

自立加工メリット
自立加工デメリット
  • 楽しみ方が広がる
  • 洗浄や着せ替えが楽
  • 移動が楽になる
  • お金がかかる
  • 見た目が悪い
  • 素材の破損
  • ボルトの錆
  • 床を傷つける
自立加工が必要な方
自立加工が必要ない方
  • ラブドールをお迎えされるほとんどの方
  • 小型で軽量のラブドール
  • お風呂がメイン
  • 添い寝専用

ラブドールメーカーによっても特徴があり、扱い方や選び方が変わりますので、こちらも参考にしてください。
▶️ラブドールメーカーを比較!おすすめの国内製や海外製ブランドを合わせて徹底紹介!【まとめ】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次